理系ホイホイ モンティーホール問題
理系っぽい話をしてオラついてみようと思う。
みなさんモンティーホール問題をご存じだろうか。
感覚的な答えと実際の答えがずれる有名問題だ。
ある祭りで、3つの箱から1つ選び景品が入っていればGET、空箱だったら何ももらえないというゲームがあった。景品入りは1個で残り2つは空箱である。
あなたは参加費500円を払ってこのゲームに参加した。
箱を1つ選んだところ、おっちゃんが残り2つの箱のうち1つを開いて空であることを示し、「今なら変えてもいいよ」と言ってきた。
あなたはここで変えるべきか?
多くの人は、変えるべきだ。なぜなら当たる確率が2倍になるから。と思ったのではないだろうか?
(なんで2倍になるかわからない人はぐぐってみて)
しかしこれ、実はひっかけ問題で変えないべきなのだ!
ポイントはおっちゃんにある。おっちゃんはこの祭りで稼ごうとしているわけだから、あなたに当てて欲しくないと思っている。
なので、あなたがはずれの箱を選択した場合、変更の提言などするわけないのだ。あなたが当たりを選んだ時、あなたがモンティーホール問題を知っていて選択を変えてくれることにかけて提言してくるのだ。
人間の損得感情が入ると物事は単純ではなくなる面白い事例だと思い紹介してみた。